ここ最近の展開はもうなんていうか怒涛過ぎて、兵長の心情を慮って言葉もなかったのですが。
メタ的に見て、まさかアルミンはいなくならないだろうな、でもあの状況下でどうやって選ばれるんだろうと思い、先月からずっとそわそわしてました。
諫山先生はいったいどんな風に風呂敷をたたむのだろうと。

アルミンがどんなに優秀でも、調査兵団の要・象徴としてのエルヴィンほどの求心力や影響力はない。
ハンジも同様。代替わりしたら、資金調達すら難航するだろうし。
客観的に見るとリヴァイの判断は至極もっともなものなんですよね。
だけどもだけども、ここ数話で明かされた兵長の団長への絆とか執着っぷりがあるために、いろいろ邪推してしまって。
読者ですらそう感じるなら、兵団内の人間はよっぽどだろうと。そんな中でエレンたちは素直に応じるかなと。

議論の時間も惜しいと、エルヴィンとベルトルトを抱えてさっさと距離を取るとか。（リヴァイだけが立体機動の余力を残していたし）
ブレードを取り出したミカサがエルヴィンに刃を突き立てるとか。
「私情に走るんじゃねえ」「あんただって十分私情じゃねえか！公に心臓を捧げたふりをして、エルヴィン団長を失いたくないだけだろ！」みたいに、もっとえげつなくいがみ合うとか。
ドロォ…ドロォに結構えぐい展開を想像してました^^:

エレンたちがどう援護したってアルミンに分の悪いあの状況下で、リヴァイがエルヴィンをあきらめるとしたなら、エルヴィンの今わの際の言葉だろうなあと。
それこそエレンの台詞を、エルヴィン自身が言うのを想像してたんですよ。
「おまえだって見ただろう。アルミンの機転に何度も救われたところを。次代を担う必要な人材だ」とか、「おまえが諦めろと言ったんだ、俺はもう踏ん切りがついている。おかげで救われた」とかなんとか、兵長がすっきりするようなことを言って決断を促すのかなあと。

でも全然違ったｗｗｗ
まさかの伏兵がいたｗｗｗ
そんでもって針刺す直前の言動なんなんだｗｗ

…最期まで私にはエルヴィン団長がよくわからずじまいだったなあ…
あれは無意識？意識的なの？
最期の言葉はどういう意図に受け取ればいいんだい？？

リヴァイの「再び地獄へ〜」の台詞から察するに、それまでは目指さなければならない義務や重荷のようだった夢が、リヴァイの「諦めて死んでくれ」の言葉でようやく純粋な夢に立ち返ることができたってことなのかな。
その表現体なのか……？
よくわからん…よく、わからんよ……


そして兵長はどこまでも慈愛に満ちていた…＞＜
エレンくんへの容赦のない攻撃、か〜ら〜の〜、これだもんね！！
モブおくんは完落ちしたと思うけれど、エレンくんはどうかな。
愛憎入り混じっての関係とか激しく萌えなんですけれども。
これからの2人の変質がめっちゃ気になるところです。