カレイドイヴ

□新入隊員
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4月


今年も新しい隊員が来るらしい。


月島「今年も新しい隊員が入る。

今年は二名だ。」


真柴「どんな子が入ってくるのかなぁ。

可愛い子だといいな〜(´∀`*)」

村瀬「1名はS,A,D,Fの入隊試験を主席で通った男子隊員で、もうひとりは、女子隊員です。」

真柴「そうかー、楽しみだなー」

村瀬「拓海、、もう少し緊張感を持ちなさい。

新人隊員の指導にあたっては・・

真柴「あーーー、もうわかったって・」

村瀬「まだ、話は終わっていません」


なんて、二人でじゃれている?のかな
まぁ、仲はいいんだろうな
鷹宮さんを見るとさっきからそわそわしている。

海里「鷹宮さん、さっきからどうしたんでしか、なんか、そわそわした感じですね。」


鷹宮「いや、昔馴染みの奴が来るんだよ。

チイせぇときにあったきりだったからよ。」

海里「へぇ、男の子と女の子とどっちなんですか?」

鷹宮「女の方だよ。

お前よりも年上だな。」


それは、それで、どうしよう。
自分は、その子達より少し前に入っただけだが、それで自分より年上の子に先輩面できるのか・・・・・

それを汲み取ったのか、鷹宮さんが声をかけてきた

鷹宮「大丈夫だよ、まっすぐでいいやつだからさ。
それに、何でも一生懸命なんだ。」
そうやって、嬉しそうに語る鷹宮さん。
彼にここまで言わせる子なら大丈夫そうなんて思った。




海里「その子のことずいぶんとお気に入りですね。」


鷹宮「ばっ、そうじゃあねって!!」


なんて言うけど顔が真っ赤だよ・・。


月島「静かにしろ、今日のメニューを配る。」


新入隊員のお話は、月島隊長により一旦区切られた。
訓練終了後



海里「あっー。そういえば、明日新人の子が来るんだった。

大丈夫かな。」


ポツリと思っていることが出てしまった。


月島さんのおかげで私は普通に他の隊員と接することができ、彼らは、私に対して普通に接してくれている。

鷹宮さんはすごいなんて言って照れてしまった。

だから、この組織は私にとってとても心地が良いものとなっていた。


(でも、次は新入隊員・・。どう思うのかな?

やっぱり気味悪がれるのかな。)


なんて、マイナス思考がめぐりまわってしまう。
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