拍手&メールから送られてきた疑問や質問にお答えするコーナーです。


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Q なぜ厳しめ小説をやっているのか?


A ある人物たちは相当な断罪をされているのに、特定の人物たちは罪が許される。それに疑問を持った事。

それがTOA厳しめ小説を始めたきっかけです。
(あくまで私個人の意見です。厳しめ小説作者様が全員が同じではないと思います)



私の中ではTOAは犯罪に厳しく、主人公であっても罰せられる。悪い事は悪いんだよ。と言うイメージがあります。

私も二次創作を始めてからゲーム本編を最後までクリアし、漫画も全編買いました。



カイツール軍港を襲ったアリエッタは普通に捕まりましたし、


私の中で印象的なシーンなのですが、

TOA本編(エンゲーブ辺りで)ルークがお金の概念を知らず、お金を払わずリンゴをかじり店主と大揉めし、
それがきっかけで食料泥棒になりかけたイベントがありました。

私はあれは当然だと思いました。
いくらルークが特殊な環境にあったとしても、お金の概念を知らなかったとしても、それは情状酌量の理由にはなりますが、お店のものを勝手に食べる・盗む行為は犯罪です。


その所為で証拠がないにも拘らず、『怪しいから』と食料泥棒の冤罪をかけられる(実際泥棒しちゃいましたし)のも「確かにここ田舎だし、みんなピリピリしてたし、感情的になってしまっても仕方がないなー」と納得しました。

(あの時点ではルークを連れ出した、その上責任感が強い設定のティア(しかもルークが世間知らずと分かっている)が適切な説明や対応をするべきでは?とも思いましたが……それは置いておいて)




その後、ルークはアグゼリュスの事、ヴァンの事など『犯した罪を償わなければならない』と言った流れになっていきました。




さて、それとは真逆に罪を犯しても罰せられることもなく、何やかんや無実でのうのうと犯罪者と罵倒している方々が本編で数名いました。



主にスパイ活動でタルタロス襲撃幇助をし、イオンが死ぬ原因にもなったアニス。


本編の中編辺りで真実に気づいていたが誰にも(イオンにも自国にも)相談しなかったジェイド。


勝手に国を抜け出して恐らくキムラスカ国に大混乱をもたらし、その上ルークが記憶喪失になった誘拐犯がヴァンと知りながら脅しの材料に使ったナタリア。


和平が結ばれる際にあろうことか国王に剣を向け、戦争が起こっても仕方がないような事をしでかしたガイさん。


そして、二年前にヴァンの計画を知り思わずその場で刺し他にも拘らず、大した調査をせず、結果外殻大地を崩落してしまったティアさん。


ついでに(罵倒はしなかったが)教団の極秘であるセフィロトの封印を勝手に解いた所為で、結果的に大量の死人を出てしまった原因のイオン様。



彼らは殆ど罪に問われず、(イオン様以外)本編後も幸せに暮らしています。

……この差は何なのでしょうか。
ヴァン一味は死に、牢獄に捕まり。ルークはアッシュに取り込まれ、彼らは自分が仕出かした事を裁かれず幸せに生活している。




私はきっと、それが許せないのです。
罪を犯した人間が罰せられるなら、全員罰してほしい。

罪を犯した分を因果応報になって欲しい。


ルークだけ、彼らだけ傲慢だと切り捨てられる事がどうしても許せない。



ティア自身もルークに対して『ここで捕まった方がルーク為になるかしら……』と言っており、悪い事は悪い!という思いを二次小説として書きたいと思い、

そして、それらに対する私の気持ちを見直すため、自分の思いを形にするため厳しめ小説を始めました。


TOAの登場人物を愛しているのかと聞かれると、『憎いけれど好きなところも沢山ある。でも許せない気持ちが強い』と言った逆恨みに近い感情です。


よく考えればこのゲームの事を『なかった事』と考えた方がいいのかもしれません。
ですが、すでに数年経った今でも私はTOAの彼らが忘れられませんでした。

その点だけ考えれば私もTOAが大好きなのかもしれません。



二次小説を始めてから、TOAのキャラ視点を考えたり、本編を読み返したりすると、確かにどのキャラにも情状酌量がある、人間って難しいんだな(特にヴァン辺り)と思えるようになりました。

もしも、この先『許せない』と言った感情が薄くなったら、他の穏やかな小説も書ける気がして今は厳しめ小説を書いております。


余談なのですが、このサイトに悪人が多いのは情状酌量も考えられるTOAの中でも厳しく当たるのはさらに情状酌量の少ない悪人だと思ったからです。

悪人が自分の正しいと思った事をやり、悪人なりに筋を通す。それが私が二次創作をやりたかった要因の一つです。





上手くまとまっておらず、長々とわかりにくい事を書いてしまいすみません。




最後に小説を読んで下さり、質問までいただいてありがとうございます!

私自身も自分の気持ちを見直すきっかけになって感謝しております。




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