B.A.P【ZELO】
□EP 1
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─────ピロン♪
【ついたよ!早く出てきて!】
【楽しみすぎてやばいよ〜♪♪】
『えっ、早っ!予定より30分早い…』
そして私も返信する。
【ちょっとハナ!早すぎㅋㅋㅋ
すぐ出るね〜ㅋㅋ】
玄関にある全身鏡で自分の姿を
チェックして、ドアを開けた。
hn「早くてもいいの!ね!?」
『そーだけどㅋㅋㅋえくそペンのハナが私より興奮してるㅋㅋㅋ』
hn「どこのグループでもライブとかは興奮するよー!!笑 行こっか!!」
『うん!行こ行こー!♪♪』
ーーーーーーーーーーーーーー
20分後……
『わぁ〜もうこんなに来てるんだ…』
hn「ほんと、みんな、早いね〜」
『もう、会場入りできるよね?する?』
hn「しよしよー!」
それから、会場に入って自分たちの席に着くと思っていたより狭くて近かった。
hn「6列目って、本当に近いね…」
『私……緊張してる……』
hn「名前、通路降りてくるらしいよ、今回。ヤバくない?名前、通路横じゃん!」
『え、どうしようむり恥ずかしい。』
hn「いや、もう、幸せでしよ!」
『そりゃそーだけど!
ジュノン、来てくれるかな……?』
hn「来てくれるんじゃない?アピールしなよ!めちゃくちゃ!」
『頑張ります。☜』
hn「名前が目立てるように私少し静かにしとくㅋㅋㅋえくそ並みに叫んだら名前が目立たなくなっちゃうからㅋㅋㅋ」
『確かにハナの勢いには勝てないㅋㅋㅋ』
そのときだった。
ふら〜って、なって激しい頭痛に
襲われた。
……またか。
hn「ちょっと、名前!
大丈夫なの!?!?」
『よくあるの、こんなこと!
それより、カバンの中のポーチに薬あるから出してくれない?あと水。』
hn「わかった…!」
ハナはいつも一緒にいて、こうなったときの対処法は慣れてきてると思う。
ほんとに迷惑ばっかり掛けちゃって…
薬を飲んだら即効薬だから
すぐに効いてきた。
これから、だいすきな、B.A.Pを
こんなに近くで見れるんだー!
私はいろんな期待をしながら
登場してくるのを待った。
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