あの日あの時あの場所で
□少女
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裏切られた。信じていた人に。どれだけ悲しいか。父さん・・・、母さん・・・。
あたしが、いらない子なの・・・？こんなところに捨てていって。「助けてなんて言わないの」そう母さんにいわれた。助けを求めても・・・・。
「ねえ、どうしたの？」
突然、声をかけられた。
『・・・捨てられたのさ。』
「俺、ゴン。君は？」
『あたしは・・・、カホ。』
ゴン「よろしくね！カホ」そういって、手を差し伸べてきた。カホは、恐る恐る手をのばし、ゴンの手をにぎった。
ーもう、大切なひとに、裏切られるのは・・−
それが、私の冒険の始まり・・・。