蒼生の錬金術・夢物語風グリム童話

□赤ずきん-鮮血散る時-
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「ねぇ....どこに連れてくの?」
とメルジーネが聞くとグリードはいいから黙って抱かれてろと言い森の中を走り抜ける、
二人がたどり着いたのは大きな洞窟でそこを抜けると滝と大きな木があり周りが崖に囲まれている幻想的な世界が現れる。






「わぁ...綺麗なところね、ここに住んでるの?」
グリードは、滝の方に歩きながら答える。






「ああ...人間に見つからねぇように探してたらここがあってよ...そういやお前の名前まだ聞いてなかったな」






「!メルジーネよ、グリードさんは、ウルフなの?きゃっ....」
グリードがシーツを剥ぎとろうとしたため慌ててそれを抑えるメルジーネ






「ああ、そうだ...身体ベタベタ触られて気持ち悪いだろ?洗ってやっから、大人しくしてろ」







「じ....自分で洗えるから大丈夫よ?...」
とグリードから逃げて滝壺に入ろうとするメルジーネを捕まえるとグリードは、そのまま滝壺の中に入っていく。







「ここはお前が思っている以上に深い...俺にしがみついてねぇとそのまま沈んであの世いきだぞ?ニヤ」
その言葉に慌てて彼の首にしがみつくメルジーネの体にグリードは、優しく手を這わせていく。





「!...ん....ぁ...や...変なとこ....触らないで.......ビクッ...は....ぁあ...」
と身体を震わせ顔を赤くするメルジーネの耳元でグリードは囁く。






「お前...すんげぇいい香りすんだぜ?これでいつも男を惑わせてるのか?その顔もこの身体も誘ってるようにしか見えねぇぞ?」
首筋に舌を這わせながら彼女の膨らみをその大きな掌で優しく揉みしだく。





「んんっ....やぁ...ビクッ...ひぅ....」
先ほどの男たちの乱暴な扱いに対してグリードの愛撫は、再びメルジーネの身体に熱をもたらしていく、彼女は未知の感覚にグリードから手を離してしまいそうになるが先ほどのグリードの言葉もあり彼に必死にしがみつくとそれがグリードの雄の本能を揺さぶる。
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