蒼生の錬金術師【シンの東壁篇】
□食中毒
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シン国快晴、ある一人の兵士がいつもいる女将軍にいないことに気づく。
「あレ?今日は大尉はいないのカ?」
「あァ、今日は週1日の休みだヨ、さすがにあの人も休み無しでは辛いみたいだナ」
「でもヨ、大尉いないとやる気出ないよナ〜」
「確かにナ、いたらいたでおっかねぇが、いないとなんか気ぃ抜けるよナ」
そんな彼らに怒号が飛んでくる。
「おイ!!お前らッ!!」
「!!こっこれハ、厳慈郎中令!!」
「大尉は、どんな時でも自分がいなくてもしっかりしろといつも言ってるだロ!!さっさと訓練に向かエ!!」
「はっ、はイ!申し訳ございませン!!」
「ったク……」