蒼生の錬金術師【番外篇】
□スポーツ交流大会
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「東西南北スポーツ交流大会？」
マスタング大佐は要項が書かれた紙を見ながら目の前にいるグラマン大総統に問いかける。
「そう､東西南北の司令部と中央の司令部から選抜メンバーを出してスポーツ大会をするのだよ､勿論司令部に所属してない者だけでなく､一般人の参加も認めよう､ちなみにマスタング君､君は東方司令部代表ね」
「別に構いませんが……グラマン大総統は参加されないのですか？」
「わしはもう歳だからのぉ､あぁあと優勝チームへの景品は､1億センズとミス･レディからのkissでいいかのぉ､ちなみにそのミス･レディは……」
「私とウィンリィ！？」
と花燐の驚きを含めた声が彼女の部屋に響き渡る。
「あぁ､優勝チームの代表者二名にそれぞれkissをということだ」
「こんのぉ！あのエロダヌキ！！……仕方ありませんね､やりましょう！しかし､１つ条件があります！」
そんな彼女に自分の顔に手をやりながらマスタング大佐が問う。
「……条件とは？」