蒼生の錬金術師

□強欲な男に
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北方軍が来たため車で逃走をはかる一行だが……









「おぉ!花燐、運転うまいな……でも、追い付かれてるぞ!」








−この高級車スピード出なさすぎ!さて、どうするか……−








「そこ右!横に入って!」








−なんで!?−








「なんでもいいから!入ったら即反転よろしく!」








−何か考えがあるんでしょうね!!−






エドの作戦により、見事軍人をまくことができた。








「さて、どこに行く?」








「まず、とにかくなんでもいいから情報が欲しい……とりあえずアルと合流しなくちゃ」
(アルだったらどこへ行く?……考えろ)











−……ダリウス、あのさ…私いつまでこんな格好してなくちゃいけないわけ?こんな冬にスカートって……−












「男だらけよりも女一人いた方が周りに怪しまれないからいいだろ、それに似合っているから別にいいじゃないか」













−よくない、絶っ対次の目的地に着いたら着替えるわ、こんなスカート今まで着たことないし−














「なんだよ、着替えちまうのか……花燐、おまえ今まで彼氏出来たことないだろ?」













−ギクッ)これから闘いの場になるっていうのにこんなヒラヒラして動きに気を配るものじゃ戦いづらいでしょ?それに私に彼氏いないって勝手に決めつけないでよ−













「えっ?お前彼氏いたのか?」











−いるけど…今は事情があって会えない……エド、どこに行く?−










「あぁ、セントラルに向かってくれ」
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