蒼生の錬金術師【番外篇】

□Wデート!?いや、トリプルっしょ!
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翌日、花燐は店の前にウィンリィとメイの姿を見つけて軽く走った。













「「あっ、花燐(さん)」」












「遅れてごめん、ちょっと仕事やっつけてた」












「花燐さんはお仕事大変そうですネ、でも仕事できる花燐さん素晴らしいでス」












と目を輝かせながら言うメイに花燐は苦笑いした、そんな二人にウィンリィが話しかける。











「それじゃ、一応服見てみようか」











(あっ、これいい感じかも……)
「ねぇ、ウィンリィこれどうかなって……ん?」













「ちょっ、やめてよ!あんたたちなに!?」











「お嬢ちゃんたち俺らと遊ばない〜?」











「そうそう、近くにいいところあるからさ一緒に行こうぜ」











「なっ!?手離してよ!!」











とウィンリィの腕を掴んだ男の花燐は横から引き剥がしそのまま捻りあげる。











「お前たち……何してんだ……」












「いででで!おまえ誰だよ!」











「この子らの連れだけど、なにか?」











「ぐ……男連れかよ、行こうぜ」











男たちが去ったあと、メイが花燐に抱きついてきて自分より少し低いくらいに大きくなった彼女の身体を花燐は驚きつつもしっかり受け止める。













「花燐さん〜(泣)怖かったでス……」












「良かった二人とも無事で、でも……ズーン)」












「どうしたの?」











「いや、また男に間違われたなぁって、こんなんで今日可愛くなれるかなって……」














「だっ大丈夫だよ!それじゃ……花燐はいつもちょっと男っぽいから清楚な女の子をイメージして…タイツの上からこのスカートを履いて、タンクトップにこれを着て……」













「え!?これ着るの……ゆったり感があるからいいけど、さすがにこれは肩かなり見えるんだけど…」












「いいの♪男はこれくらい大胆な方がいいのよ」












「へぇ〜?だからウィンリィもそんなミニスカートにユルフワ系の服なんだ、私が胸小さいって忘れてません?ウィンリィさん」












「…とっとにかく!そこに長めのネックレスに花燐はもともと背が高いから低めのブーツソックスに髪型は自然におろして前髪をピンで軽く留めて、軽く化粧をして紐が長めのポーチを下げれば…どうだ!!」














「わぁ、ウィンリィさんさすがでス、花燐さんスゴく可愛いでス!」











「…ねぇ、私帰ってもいいかな」












「なんで!?こんな可愛くしたのに!」











「いや…こんな姿恥ずかしくて見せれないっつーか、なんっつーか………//////」













((かっ……可愛い!))
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