蒼生の錬金術師【番外篇】

□スポーツ交流大会
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パンパンパンパンという音が周りに響いたかと思えば、マイクを片手に表彰台でテンション高い男がいた。
『さぁ、待ちに待ちました!スポーツ交流大会!!今回、司会者を務めますのは、俺マース・ヒューズでございます!だれかエリシアの写真いらない?』













ブーブーブーブーブーブー)
と辺りはブーイングが広がる。
『わかった、わかった進めるよ……まずは、北方司令部…というよりブリッグズ砦代表!マイルズ少佐とバッカニア大尉!!ブリッグズの北壁とも呼ばれるアームストロング少将の有能な部下、今日はどんな実力を発揮してくれるのか!?』












「1億センズは兵器の発明費に使えますからな」(実はkissも期待している大尉)











「それに負けたら殺されるからな(少将に)」










「俺もいま〜す」(存在感薄いファルマン少尉)















『続きまして、東方司令部代表!俺の親友こと男の敵、ロイ・マスタング大佐と彼女募集中のハボック少尉!!焔の錬金術師とその部下はスポーツが出来るのか!?』











「一言余計だぞヒューズ(怒)まぁレディのkissははずせんな」










「俺もkissは欲しいっス、大佐」
















『続いて、南方司令部代表!元鋼の錬金術師エドワード・エルリックとシン国皇子リン・ヤオ!!南方司令部にはエルリック兄弟の師匠イズミ・カーティスも参加!その腕前はいかに!?』











「元は余計だっつーの!リン今回も共同戦線だぜ」











「そうだナ、あいつらのkissを他の奴らに奪われなくないしナ」











「あんたら気ぃ抜くんじゃないよ!」











『続きまして、西方司令部代表!頭脳派ブレダ少尉と機械派のフュリー曹長……の予定でしたがフュリー曹長風邪のため急遽イシュヴァール人代表スカー!!この意外なコラボどんな展開を見せてくれるのか!?』











「まさかお前と組むことになるとはな……」










「それは己れも同じだ…まぁ、やるからには徹底的にやってやろうではないか」ゴキッ)










『さて、最後は中央司令部代表!アームストロング少佐とブロッシュ軍曹!!上司と部下の愛を見せつけてやれ!!』










「うむ、絶対優勝するぞ、ブロッシュ軍曹、むん!!」










「はっ!!頑張ります!!」











『そして今回主役のミス・レディ、ウィンリィちゃ〜ん♪』











「はは……」
歓声が鳴り響くなか苦笑いして手を振るウィンリィ。











『そして、もう一人のミス・レディである花燐ちゃんは……中央司令部メンバーの一員として戦いま〜す!!』












「「!?ええッ〜!!!」」
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