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□熟年夫婦 開放感
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TaeYeon side




飛行機がアメリカに到着し、みんなで空港を出て移動しようとしていると、
空港出口にたくさんのファンがいた
手を繋いでティファニーと歩いているとそのファン達から歓声があがり、
「TaeNy couple!」
とたくさん声をかけられた


テヨン「はははっ なんか恥ずかしいけど嬉しいね」


パニ「ふふふっ そうね」



ティファニーはファン達に
「Thank you!」
と満面の笑みで手を振って答える
移動車に乗り込むと、ヒョヨンが声をかけてきた


ヒョヨン「あんた達、やっぱりアメリカでも有名なのね〜」


ソヒョン「オンニ達への声援凄かったですね!」



ちょっと興奮気味なマンネが可愛くて思わず頭を撫でていると、
マネージャーオッパが今日のスケジュールについて説明を始めた

着いて初日の今日から仕事がびっちり入っている
今日から4日間新曲のジャケット撮影とレコーディングをして、
その後みんなは韓国に帰国し、それから3日間ティファニーと新婚旅行だ
3日間なんてちょっと短いけど仕方ない
これでも仕事を兼ねたおかげで長くできた方だ

ティファニーはマネージャーオッパの口から新婚旅行″という単語が出てくると、
嬉しそうに笑って私を見た


可愛いなぁ…



私はティファニーの手を握って微笑み返す



*****

女性MC「着いて早々仕事なのね
時差ボケしてるでしょうに大変ね」


男性MC「少女時代の忙しさは有名ですよね
スケジュール聞いて特に驚いている様子もないですし、
いつもこんな感じなんでしょうね
大変だ〜…」


*****



その日のスケジュールをこなして夜にホテルに着く頃には、
みんな喋るのも億劫なくらいクタクタになっていた
ホテルの部屋割りはいつも通り宿舎と大体一緒
でも、いつもはティファニーと私とソニが一緒なんだけど、
今回ソニが「新婚旅行兼ねてるし二人がいいでしょ?」
そう言ってヒョヨンとマンネの部屋に行ってしまった
こんな強行スケジュールの中、別に何をするつもりはないけれど、
私達はソニの心遣いをありがたく受け取った


部屋に入ってキスを交わし、順番にお風呂に入る
そして、一つのベッドに入り、
いつものようにティファニーを腕の中に抱き締めて眠った






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