Book2 s

□バカップル 眠気
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女性MC「さて、次は先週から参加したこのお二人」


男性MC「少女時代のユナさんとジェシカさんです!」


女性MC「この二人の参加に対しても多くの反響があったみたいね」


男性MC「そうなんです
視聴者の方々からのたくさんの期待のコメントを頂きました」


女性MC「そう言えば、可愛い系のTaeNy夫婦に対して、
このYoonSic夫婦はどちらも美人タイプね」


男性MC「そうですね
お二人はTaeNy夫婦とまた違った夫婦になりそうですね
彼女達が夫婦としてどのような新しい一面を見せてくれるのかとても楽しみです

それでは、どうぞ」






*****
Jessica side




ユナと買い物を終えてスタッフさんが準備した車に乗り込んだ





シカ「ユナ、明日もドラマの撮影でしょ?
今日は早く終わらせたって言ってたけど、
大丈夫だったの?」


ユナ「大丈夫 
このために今日までいつもよりちょっと頑張ってたんだから」





いつもよりって…
いつも忙しいのに





きっとユナが無理していたことは想像に難くない
だけど、きっと私がユナの立場だったとしても、
ユナの結婚相手を譲りたくなくて多少は無理していたと思うから


だから…








シカ「ユナ…」


ユナ「ん?」






シカ「ありがとう…」










お仕事頑張ってくれてありがとう

今日、来てくれてありがとう



そして、
それだけ私を想ってくれて



ありがとう…










いろんなありがとうの意味を込めてそう言うと、
ユナは私を見て優しく微笑んだ

私もユナに微笑み返した後、
ユナにくっついて彼女の肩に頭をのせた





ユナ「シカオンニ…
オンニは私だけのお嫁さんだから」


シカ「うん…」




ユナは私の肩に片手を回してぐっと抱き寄せた後、
私の頭に軽く頭を寄せた


私は目を閉じてユナに体を預け、
彼女の温もりを感じていた








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