Book2 s

□バカップル ご招待
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男性MC「さあ 今週も始まりました!
皆さんお待ちかねのこのカップル、YoonSic夫婦です!」


女性MC「前回はジェシカさんがユナさんのドラマのクランクアップ現場に
お祝いに行ったんだったわね」


男性MC「キャストさんやスタッフさんがお二人の結婚を知って驚かれていましたね

それにしてもこの二人も雰囲気が甘いですよね〜」


女性MC「そうね〜
ジェシカさんなんか氷姫の面影がないときが多い気がするわ」


男性MC「ネット上ではそんなジェシカさんを
“ツンデレラ”と呼んでるらしいですよ」


女性MC「あはは ピッタリだわ〜

さて、今週はどんな二人が見れるのでしょうか?
それでは、どうぞ」




*****
Jessica side


結婚生活24日目




仕事から帰ってのんびりテレビを観ていると、
玄関のインターフォンが鳴った



ユナ「は〜い ん?誰?」



ユナは不思議そうに首をかしげて私の方を見る



シカ「知らない人?イタズラ?」


ユナ「う〜ん…どうだろ
でも、もしかして…」


シカ「あ〜ミッション?」


ユナ「かも! ちょっと見てくるね」


シカ「気をつけて」


ユナ「は〜い」




ユナは楽しそうに笑いながら様子を見に行った










そして…





ドタドタドタドタッ




ユナ「オンニ〜〜!やっぱりミッションだったよ〜!!」



ユナが小走りで持ってきたのは、
確かにウギョルのミッション封筒だった




シカ「やっぱりミッションだったのね」


ユナ「ワクワクするね!」



そう言って、ユナは私の隣に座り、
ビリビリと封筒を破りながら開ける

案外ユナはこういうとこ大胆だったりする





ユナ「おぉ!本物のミッションカードだ!」



ユナが取り出したミッションカードを二人で覗き込んで読み上げる



ユナ「え〜っと、
『新婚のYoonSic夫婦に最初のミッションです。
入居して1ヶ月近く経ってしまいましたが、
明日新居祝いを行いましょう。
ユナさんのドラマ撮影も終わって一段落したところで、
夫婦としての出発を再確認する機会になるのでは?』
だって

っていうか…」


「「明日?」」




ハモった…





シカ「それに、新居祝いって… 今更…」


ユナ「あはは まぁ確かに何人かはもうこの家で過ごしたことあるしね
でも、いいじゃん 愛情の再確認!」


シカ「夫婦の出発の再確認でしょ?」


ユナ「愛情も再確認するの!」


シカ「愛情はわざわざそのとき確認しなくても、
今から確認すればいいじゃない」


ユナ「え?今から…?」


シカ「……」



ユナはなぜか顔を赤くした






シカ「ユナ、なんか変なこと考えてない?」


ユナ「えっ?」


シカ「まぁいいわ

でも、明日なんて急ね
ユナ、スケジュール入ってなかったっけ?」


ユナ「え〜っと…確か…
お昼過ぎくらいまでだったかな?入ってる
オンニは一日仕事入ってなかった?」


シカ「おととい連絡があって、明日の午後の仕事が延期になったの

だからかしら?こんな急に…」


ユナ「そうだろうね
音楽番組とか以外で二人が重なるスケジュールって当分なかったから、
急だけど明日なんだろうね」


シカ「そうね」





*****


男性MC「相変わらず彼女たちは忙しそうですね」


女性MC「そうね 体調が心配になっちゃうわ」






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