Book2 s

□バカップル 贈り物
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Jessica side



新居祝い当日






シカ「ただいま〜」


パニ・スヨン「お邪魔しま〜す」






お昼過ぎに仕事を終え、
そのままティファニーとスヨンと一緒に買出しをして家に帰ってきた




パニ「さあ急がないと!時間が無いわ」


スヨン「えっと、一旦パニにサラダ作りとかは任せていいよね?
シカと部屋のセッティングするから」


パニ「そうね それがいいわ」


スヨン「ジェシカ 移動させた方がいいやつをざっとどかそう」


シカ「ちょっと待って ゲストルームに入るかしら?」


スヨン「あ〜こういうときユナいたらいいのに!
ユナの帰りはいつ?」


シカ「お昼過ぎって行ってたからもうすぐ帰ってくると思うけど」




そんな風にバタバタしながら、
それぞれ役割分担して準備を進めていく





*****


女性MC「さすがグループね
役割分担がテキパキしてるわ」


男性MC「こういうときにグループカラーって出ますよね」



*****




リビングの大きなものを動かしてスペースを作った後、
スヨンと二人でぐでっとバテていると
ティファニーが慌てながらキッチンから出てきた

そして、私に早口の英語で話しかける



パニ『ジェシー! 誰かに●●と△△買ってきてって電話して
買ってくるの忘れちゃったわ!』


シカ「分かった こっちはとりあえず終わったわ
料理はどう?」


パニ「まだよ 休んだ後は手伝って
皆が来るまでに終わる気がしないの」


シカ「電話してから手伝うわ」


スヨン「はいは〜い 今行くよ〜」






ユリに追加の買い物を電話し終えてしばらくすると、
インターフォンが鳴った





シカ「あ、テヨン達だわ 入って〜」





テヨンとユリとソヒョンがやってきた




ユリ・ソヒョン「お邪魔しま〜す」


テヨン「お邪魔しま〜す おぉ広いね」




テヨンはリビングに入るとすぐにキッチンに向かい、
ティファニーに話しかけた




テヨン「ティファニー これ
昨日折角作ったのに忘れてたでしょ」


パニ「あぁそれ!
もう宿舎に忘れたから諦めてたの
テテ ありがとう!」


ずっと険しい顔で料理の準備をしていたティファニーが途端に満面の笑みになり、
テヨンに抱きついた

テヨンはティファニーの背中をポンポンと優しく叩き、
ティファニーに話しかける



テヨン「ティファニー、お疲れ様
後は私達がやるから休んでていいよ
スヨン達も休んでて」


パニ「あぁテヨン ありがとう
I love you〜!」


テヨン「へへへっ I love you, too〜」




このバカップル…
婚約してからさらに頭のネジが吹っ飛んでるわ





だけど、皆もうそんな二人に慣れているから、
二人を無視してその後の準備について話し始める


スヨン「後は…料理は盛り付けと、
リビングはコップとかの準備で終わりだっけ?」


シカ「そんなもんだと思うわ」


ソヒョン「わかりました
オンニ達はゆっくりしててくださいね」


ユリ「わ〜これ美味しそう!
凄く上手に出来たね!楽しみ〜」





3人に準備を引き継いで私達はリビングに撤退する


私はリビングにあったクッションを枕にして横になる
すると、隣にスヨンが倒れこんできた


スヨン「あ〜疲れたぁ〜」


シカ「クッションそっちにあるわよ」


スヨン「ありがと〜 あ〜もう一日分働いた気がするわ」



スヨンもクッションを枕にして寝転がり、
テレビのリモコンを取ってテレビを観始める




スヨン「あれ?ティファニーは?」


シカ「キッチンでしょ」


スヨン「ティファニーも休もうよ〜」



スヨンがキッチンに向かって叫ぶと
「もうすぐで終わるの
あとちょっとしてから休むわ」
なんとも真面目なティファニーらしい返事が返ってきた





それからしばらくスヨンと二人でテレビを観ていると、
またインターフォンが鳴った



シカ「どなたですか〜」


ユナ「シカオンニの心のオアシス
イム・ユナです!」


シカ「は?」


ヒョヨン「合言葉を言え!」


ユナ「アハハハハ ヒョヨンオンニ
なんでこっちが合言葉聞くの?」


ヒョヨン「あ、間違えた」


ソニ「シカ〜 チョディン2匹が煩いから開けて〜!」


シカ「はいはい」







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