Book3 t2

□ソシクエ 魔法戦士
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ソニョシデクエスト
その3





勇者テヨンは商人スヨンという仲間を得た




スヨン「そういえばなんて呼べばいい?
というか年はいくつ?」



スヨンに年齢を聞かれたテヨンが自分の年齢を教えると、
スヨンはとても驚いた




スヨン「え!?同い年なの?
っていうか私より誕生日早いの!?
見えないわ…」


テヨン「いつも年下に見られるんだよね〜…」


スヨン「まぁ童顔だからね
そりゃ仕方ないわ

じゃあ、私はテヨンって呼ぶわ
私の名前も呼び捨てでいいわよ」


テヨン「うん 
ありがとう スヨン
これからよろしくね」




二人は簡単な自己紹介を済ませ、
今後のことについて話し始めた



スヨン「ねぇ他の仲間はどうするの?
なんかあてあるの?」


テヨン「それがないんだよね
地道に声をかけていこうかと…」


スヨン「はぁ〜あんたそんなことやってたらどんだけ時間かかるのよ

わかった
私の知り合いを当たってみるわ
強いやつ知ってるから」


テヨン「そうなの!?
ありがとう!」


スヨン「でも、ついて来てくれるかはわかんないわよ
あいつは相当人気者だし」


テヨン「でも、一応お話だけでもしてみたいからよろしくお願いします」


スヨン「了解!
あんた本当に旅慣れしてないみたいだから、
そういうところは私がフォローしていくわ
任せときなさい

あいつもたぶんいつものお店にいるはずだからちょっと行ってみよう」


テヨン「うん!」





そうしてテヨンとスヨンは旅人達が集まるバーへと向かった

















お店の中に入るとたくさんの旅人の姿。
剣士や盗賊、魔法使いなどがワイワイ騒いでいた



スヨン「あ、やっぱりいた
あいつよ
あの背の高い美形」


テヨン「おぉ〜〜カッコいい…」



スヨンが指差した方向には、
たくさんの人に囲まれながら優しい笑顔を振りまいている美形の魔法戦士がいた



スヨン「あいつはユナっていうんだけどね
強い上にあの美形だから、
旅の仲間になってほしいってスカウトを常に受けまくってるのよ

強さは申し分ないんだけど、
一緒に来てくれるかはちょっとわかんないな〜…
一応餌をチラつかせて話してみるけどさ」


テヨン「そんな強いんですね
是非お願いします!」



スヨンはテヨンの言葉に頷いた後、ユナに近づいていった
テヨンもその後を追う




スヨン「ユナ〜久し振り」


ユナ「あ〜スヨンオンニ 久し振り
オンニもこの町に来てたんだ」


スヨン「うん ちょうど仕入れしててね
でね、ちょっと話があるんだけどいい?」


ユナ「話?いいよ ちょっと待ってて」



ユナは近くにいた集団に少し店を出ることを告げ、スヨンについて来た




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