Book4 t3

□ソシクエ ボス(仮)
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ソニョシデクエスト
その6




勇者テヨン一行は経験値をある程度溜めた後、町に戻り一休みした


お金が少しは溜まったから装備を買いなおそうと思ったが、
ユナが言うには洞窟には結構良い装備が入っている宝箱もあるものなのだそうだ
今買ってもまた洞窟で手に入れることになることも十分考えられるから、
全て買い揃える必要はなく、ある程度戦えるくらいの装備でいいらしい



テヨン「え〜…でも、まだステテコじゃないといけないの?
やだよぅ…」


ユナ「ぶきやで買うものより良い装備が入ってたりもするんだよ?
だから、今の時点で高いものをそんなに買い揃える必要は無いの」


スヨン「商人からしたら商売上良いことじゃないけど、実際そうなのよね…」


テヨン「う〜ん…そうなんだね
しょうがない
じゃあ…回復系アイテムを買い揃えてから洞窟に向かうようにしたらいいかな?」


スヨン「そうね、そうしよう」




勇者テヨン一行は回復系のアイテムを買い揃えて再び森に入り、今度は洞窟に向かった



洞窟の中のモンスターは森にいたモンスターよりも強かった



テヨン「はぁ…はぁ…レベルアップしといてよかったね」


スヨン「まったくだわ…
やくそう使う人〜?」


ユナ「あ、私使う〜」


スヨン「はいよ」



スヨンがユナにやくそうを使うとユナのHPは全回復した





テヨン「あれ?やくそうってそんな回復するっけ?」


ユナ「これはスヨンオンニが使うからだよ」


テヨン「ん?どういうこと?」


スヨン「商人がアイテム使うと効果が2倍になるの
だから、下手に魔法で回復してMP消費するより私に任せた方が得策なのよ」


テヨン「ほぇ〜そうなんだ」


こうしてスヨンのおかげで一行はMPを消費することなく洞窟の奥までたどり着いた





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