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□第4話 修行2日目
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「………っ」

まぶしい……

朝日が直接目に入り込んできたので、花音は手で顔を覆う。

「………おい」

ん?誰??

声のしたほうへ目を向けると、腕を組んだ日番谷が立っていた。

「おはよ、冬獅郎」

「あぁ…、おはよう。今日は更木の奴が双極の丘で相手だってさ」


双極!!??


ルキアの…処刑されそうになる場所…



「まぁ…がんばれよ」

日番谷は花音の部屋から出て行こうとしたが……

「待って!!!!」


花音に大声で呼び止められ、足を止めた。

呼んだ花音はというと、なんだか頬を赤く染めている。

「…きっ…昨日は…ありがとう」

花音は
顔を真っ赤にしたまま俯いた、


ぬわぁぁぁー!!もー!
超恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい!!

自分キモすぎ!!なにこれ!


めっちゃツンデレじゃん!!自分なんでツンデレキャラになってんの!?

花音は日番谷にお礼を言ったことを激しく後悔している。

一方、日番谷は…


嬉しくて、自然と優しい笑みがこぼれていた。

「あぁ…」

そう言って花音の部屋から出て行く日番谷。



ドキ……



花音は自分でも分かるくらいに鼓動を感じ、一人また顔を真っ赤に染めた。



……冬獅郎かっこよすぎ。桃も優しいしさ、絶対に二人を傷つけたくない……。

そのために…うちと雪晶色花が強くならなきゃ!




あの争いを止めるために!







花音はそう決心してから、雪晶色花を持って更木が待っている双極へと足を向かわせた。
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