I want teach… ”love”

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それにしても…まさか本当に通じるとは…。
この世界、何でもありね…。

いきなり新一に会うし、黒の組織に入られるし、江古田高校に転校(正確には入学?)できちゃうわけだし…。

「とりあえず…明日から必要なもの買ってこよう」

筆箱とかスクバとか。あと家具も。
持ってきた財布の中には10万円入ってるし、余裕があるから。














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「さて、買い物もすんだことだし、そろそろ帰ろっかな」

私はアパートへとまっすぐ歩みを進める。
けど、その足が途中で止まった。

「あれって………」

黒羽快斗…?

そう、私が見つけたのは後に二代目怪盗キッドとなる黒羽快斗だった。
黒羽快斗は公園で子供たちにマジックを見せている。

「………」

黒羽快斗…江古田高校でどうせ会うし、今話しかけなくてもいっか。

江古田高校でもあまり話さないようにしなきゃなー…。
なるべく目立たず高校卒業しなきゃ、やばいよね…。

私がいること自体がおかしいのに。





そうだよ、私の居場所はここではないんだから。
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