”違う”…知ってるそんなこと。
□最終話 後日(BE)
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おそ松side
あれから数年が経ち、帆乃香は20歳、俺たちは24歳になった。
いやぁ〜…、見事にあいつら、十四松とトド松を墜としてくれちゃったよ。
お兄ちゃん感動しちゃった。
十四松の方が先に堕ちるかと思ってたのに、トド松の方が先に堕ちてびっくりだったけど。
あれ以来すーっかり帆乃香のことしか目に入らなくなった弟たちはどうなったと思う?
答えはまたいたってシンプル。
そして俺の当初の計画通り。
帆乃香は俺たちに犯されたら、必ず気絶する。そして、防衛反応で起きたらすでに犯されていた記憶は消えている。
だから帆乃香は何もわからないまま。何も理解してないまま。
とはいえ、身体は本能で男性恐怖症の時のように俺たちに怯えている。
だから、帆乃香は何故自分がこんなにも兄たちに怯えているのかわからない。何も知らない。
そんな帆乃香に俺たちは優しく漬け込む。"大丈夫だよ帆乃香"なんて言いながら。
そして帆乃香がホッとして俺たちに身体を預け、笑顔を見せ、共に何日か過ごしたら…
また、帆乃香を犯す。
そんな日の繰り返しだ。
どんなに犯しても、酷く犯しても、優しく抱いても、愛を嘆いても、暴言を吐いても、暴力を振っても、拷問しても、帆乃香は気絶したら記憶をなくす。
一度気絶さえさせれば、帆乃香はリセットされるってわけ。
だから今日も帆乃香は何も知らないまま、俺たちに翻弄されてる。
でも1つだけ、失敗したことがあった。
もう後悔しても遅いけど。
「…っ、やだ…も、ぁあうっ…」
「チョロ松〜、帆乃香嫌だってさ?どーする?」
「あ"?んな言葉取り消させるに決まってんじゃねーか」
「いやぁああああ!!ごめんなさ、もう…許し、ぁああ!!!」
あっは、帆乃香可哀想〜。
ま、止めない俺も最低だけどねぇ。
それに仕方ねーじゃん?泣き叫んでる帆乃香が可愛くてたまんないんだから。
帆乃香の悲痛に歪む顔。あの顔で、助けて、許して、って泣き叫ぶ帆乃香にゾクゾクする。
ここで1つ疑問に思うこと、なぁい?
帆乃香のこの叫び声、馬鹿でかいんだよなぁ〜。
最初の方はそりゃ、バレたらマズイからタオルで帆乃香の口縛って叫ばなくしたり、数人でヤる時は誰かしらが口で塞いだり、手で塞いだりしてたけど…
ぶっちゃけ毎回やると面倒臭くてねぇ。
そんで、ついにやっちまったわけよ。
『…あんたたち、何してるの…?』
母親に妹を犯している現場を見られる最悪な状況。
この時は6人全員で犯していた。