”違う”…知ってるそんなこと。
□第12話 18歳未満用
1ページ/7ページ
*第12話の性的描写を抜いたものです。軽くは説明していますが、R18ほどではございません。
*性的描写以外はなるべく本編の12話とそのままにしています。
「なぁーちょっとそこのお前」
「は、はい!」
「今から薬局行ってローション買ってきてくれね?」
「わ、わかりました!」
多分、身分的に低いと思われる人たちが数名、走ってどこかへ去ってしまった。
ローションって……
まさか…
「なぁ〜妹ちゃん。これから俺らと楽しい遊びしようぜ?」
「……っ」
わたしの全身には鳥肌が立つ。
「おいてめぇら!こいつの服はげ!」
「「「おすっ!!」」」
「んーー!!んーー!!」
やめて…!!
触んないでよっ……!!
私の意志とは関係なく、5人くらいの男が私を取り囲んで、私の着ている制服を乱雑に脱がし始めた。
「〜〜っ……!!」
「さっすが高校生!いいカラダしてるわー」
ついには下着すらもとられて、ついに私は知らない男たちの前で何もない状況……要するに裸にされてしまった。
「しっろ〜全然日焼けしてねぇじゃん」
「犯してる感出てイイっすね」
…散々好き勝手言われて、散々その姿を舐め回すように見られる私。
私の体は恐怖で硬直していて、ガタガタと力なく震えている。
「オイオイそんな震えないでくれよ。俺たちイイことしてあげるんだよ?」
全然…いいことなんかじゃないじゃん………。
こんな人たちに犯されるくらいなら…
お兄ちゃんたちに犯された方が全然いい!!!
私は逃げ出したい一心で、ロープで両腕を縛られたまま、その男たちを一発殴ってやった。
けど…
ガシッ!
「ねぇ妹ちゃん。俺らが震えてる女を抑えられないほど弱いと思う?」
私はいとも簡単に男に両腕を取られた。
…縛られてなければ、まだダメージを与えられたかもしれないのに……!!
「……っ」
「もう逃げないで観念しなよ?全てはお兄ちゃんたちを恨みな」
「んーー!!んーー!!」
絶対嫌だ……!
私、こんなところで犯されたくないよ…!!
「リーダー!買ってきましたぜ!」
「ありがとよー。んじゃぁ……始めよっか?妹ちゃんっ♪」
男の手が私のカラダに伸びてくる。
い、や…………。
助けて………
お兄ちゃん………っ…!!