本棚 コモニダート

□異変
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リナリーはコムイと電話をしていた

コ「メイリンは無事村に着いたとファインダーから連絡があったよ」

リ「そう....ごめんなさい 仲間が欲しい時なのに、適合者のイノセンスを奪われてしまって...」

コ「リナリーは悪くないよ。元々の任務はクロス元帥を見つけることだったんだから」

リ「...うん」

コ「それでついに分かったよ、クロス元帥の居場所が」

リ「!アレン君!!」

コ「もしもし?リナリーぃ?」

すでにアレンのところに駆け出していて声は届かなかった

そしてーーーー 舟で広州を目指していた ラビが竿で舵を取っている

ア「ついに師匠と再開かー、嬉しいような悲しいような...」
「!」

リ「どうしたの?」

ア「なんか今視線を感じたような...パンダかな?」

リ「アレン君、中国ならどこにでもパンダがいると思ってるでしょ。

ア「え?」

リ「いないよ」

ラ「あー!ここにもパンダが!!」

リ「ラビ、、、それ」

ク「もう聞き飽きたである」

ブ「未熟者が」

こんなやり取りをしながら広州についた

ブックマンとクロウリー、フェインがお茶を飲んでいると

ラ「こんなところで何にしてるさ!クロス元帥はまだ先...」

ブ「急いては事を仕損じる。まず心の落ち着きを取り戻すのが肝心」

フ「ここまでくればクロス元帥いる場所までは目と鼻の先、焦ることはないですわ」

ラ「って!疲れただけだろ!」

ア「まあいいじゃないですか」

ラ「アレーン、お前、本当にクロス元帥と会いたくないって思ってるだろ」

ア「え!いや、えっと...」

リ「とにかくせっかく広州まで来たんだから、ちょっと回ってみましょうよ、ね?」
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