本棚 コモニダート
□覚醒
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ふと気がつくと宮殿にいた
フ『あら?私は先程まで 方舟の中にいたはずなのですけれど...』
自室に歩いていくと...赤ちゃんの頃の自分がベビーベッドで寝ていた
フ『私はこんな感じでしたのね...
あ、腕の紋様も最初からあったんですのね。ところで先程からなんだか叫び声やら聞こえてくるような..』
バタン!
乳母「キュアー王女様!早くこちらへ!!」
フ『何事かしら?
そして私は見えていないのだわ... うーんそういえばさっき、キャメロット嬢が消えて自分と闘うことになって... 現在に至る、ということは これは記憶の中』
そんなことを考えていると突然、銃弾が響き窓が割れた
乳母「キュアー王女様!」
A「エクソシストはどこだ〜!!」
A2「ついでに人間も殺してやるぜ!」
フ『AKUMA!?』
乳母「きゃああああ!」
赤ちゃんフ「うえぇぇん うえぇぇん!!」
乳母と共に撃たれるフェイン
直後突如光りだし、AKUMAが爆発した
フ『この時に発動が...』
人が駆けつけてくる音が聞こえ始めた
メイド長「王女様ご無事ですか!?」
赤ちゃんフ「うわあああん 」
侍女「メルロット婦人! 息をしていない...」
メイド長「ご無事で....! もう大丈夫ですからね 先程の変なのはいなくなったようで...」
メイド長はフェインを抱き上げ、指示を出した
メイド長「異形の何かが屋敷を襲撃、王女様は無事、死者乳母を含め複数いる模様。この旨、出張中の旦那様と奥様に報告を」
侍従長「了解した。残りの者達は被害状況を調査するように」
フ『かようなことがあったことは知りませんでしたわ...』
後日、帰宅した方伯と婦人に被害状況が報告された
死者16名、建物を主として3割程度の損傷があった
ほどなくして修復と人材の補充、警備の強化が行われた
乳母「....王、女.....様」
フ「!?」
死んだはずのもの達がフェインに話しかけてくる
騎士「私達も.....生き残りたかったです.....」
メイド「王女様だけ、ずるいです!!!」
フ「私は王女ですから、あなた達より守るものが多くありますわ。
あなた達のことは残念ではありますが、安らかに眠っていてくださいな。」
騎士「うわあああぁぁ!!」
斬りかかってくるもの達
特に避けもせず、刺されるフェイン
フ「無駄ですわ」
ニアビスニーアバロナが発動し、
歯向かってきた死者たちは消えた
ロ「さすがだねぇフェイン
もっとダメージ与えるような記憶探さなきゃあ」