鬼徹倉庫

□続々虐待を受けている白澤くんとその隣人の加々知さん
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「よし」

食卓には僕の作った味噌汁や秋刀魚の塩焼き、ご飯等が並んでいる。本当はもっと作りたかったけど辞めておいた。

時計を見れば7時前
ガチャリと音がして加々知さんがリビングに入ってきた。

「おはようございます白澤さ…‥」

加々知さんは食卓に並んだ料理を見て目を丸くしている。

あ、もしかして有難迷惑だっただろうか…‥?

後先考えず作ってしまったため、今になって不安が生まれる

「それは、白澤さんが作ったんですか…‥?」

「え、あ、はい…‥
ごめんなさい…‥」

やっぱり迷惑だったんだ…‥。何してんだよ僕は…‥

加々知さんの顔を見るのが怖くて下を向く

「? 何を謝っているんですか?」

「え?」

加々知さんの顔を見れば無表情で、でも何故だか僕にはそれが不思議そうにしている顔に見えた。

「だって僕、勝手に料理作っちゃったし…‥」

「ええ、豪華な朝食ありがとうございます」

そう言った加々知さんは嫌味とか嘘なんかなく本死んでそう言っているのが(なぜか)分かって…‥

「…‥どういたしまして…‥!」

ああ、久しぶりに笑顔になったな…‥
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