black novel
□綱渡り
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舞美の幼なじみで恋人の愛理には体力ってものが無い
そもそも運動神経がないのか、体育の成績にはアヒルさんがいるのは当たり前になっていた
そんな愛理と正反対である舞美は、
成績表には5が必ずあてはまり、球技大会ではMVPの常連になっている
体育の面から見ればこれが当たり前で、
夜にする二人の行為も、それは変わらない
受けである愛理は、達するのが早くすぐに体力が無くなってしまうが、
攻めである舞美は、どれだけシても疲れを知らず満足するまで時間がかかってしまう
舞美は鬼畜なやり方が好きなので、
体力のない愛理を強制的な絶頂へ導くのも好きだが、
限りがあるので、愛理に体力をつけようと、舞美はずっと思っていた
しかし、愛理に走ろうと誘ってもすぐに断られてしまい
もっと簡単に体力をつける方法はないかと頭をひねらせていた
そんなときに、舞美はとある番組で、
スゴ技の男の人が綱渡りをしているのを見て、
これだっ、と舞美はひらめき、愛理には『綱渡り』をさせようと決めた
もちろん愛理は、
その『綱渡り』が地獄であることをまだ知らないでいた
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