short novel
□卒業記念日
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その日の夜は、みやに相談した
みやには、「告白して当たって砕けろ!」と言われ、ただただ戸惑った
砕けたら意味がないし、
愛理に今まで通り接してもらえないかもしれない
でも、それでもいいかもしれない
愛理に嫌われればあきらめることができるかもしれないし、
また新しい恋がきっとできる
いつものようにポジティブに考え、私は告白することを決めた
次の日は、告白するときの言葉を考えたり、心の準備をしたりして過ごした
ちゃんと気持ちを伝えよう
フられるために、あきらめるために
つづく