short novel

□恥ずかしがり屋なプレゼント
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明日は、幼なじみで恋人の千聖の誕生日


いつもは誕生日当日に、

学校でプレゼントを渡したりするんだけど、

今日は金曜日ってこともあって、千聖が舞の家に泊まっている


もちろんプレゼントも用意してあるけど、

そのプレゼントっていうのがやばいから、

舞はすごく緊張している


そんなことも知らず、千聖はうれしそうに舞に抱きついてくる

「ね〜え〜舞ちゃんっ、明日誰の誕生日か知ってるぅ?」


「はぁ?知らないし」


「えー、千聖のこと見てわかんないの?なんかこう、大人っぽい色気がさぁ」


「いや出てないから」


「はぁ、ツンツン舞ちゃんかぁ。
甘えん坊舞ちゃんはどこ行ったんだよぉ」


そう言ってるけど、顔はニコニコ笑ってる


どうしよう、そろそろプレゼントを・・・

「あっ!舞ちゃんプレゼントちょうだいっ!」


「っ!あ、えっと、そのー」


「ん?もしかして、忘れたとか」


「ち、ちがっその、、、、」


言いづらくて、黙り込んだ

でも、黙ってたら千聖が怒るから思い切って言うことにした


「えっと、プレゼントはそのー、物じゃないっていうか、」


「ん?どういうこと?ちゃんと説明して」


「だ、だから、舞じゃだめ?」


さっきまで怪訝そうな顔つきだったのに、

今では、驚いた顔をしている

驚きすぎでしょ

「えっ!どういうこと?えっとまって、それはその、エッチな意味にとらえてもいいの?」

舞は恥ずかしかったけど頷くしかなかった


「本当に?シてもいいの?」


「直球に聞くな。」


「でも、そういう意味だよね。

舞ちゃんがその気なら、遠慮無く

 舞ちゃんのことたべちゃうからね」


気づいたらベッドに押し倒されていた



ちょうど0時になったとき、二人の行為は始まった






裏に続く

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