The basketball which Kuroko plays

□笠松幸男の受難
2ページ/3ページ

どくどく脈打つソレを右手で包む。

「…りん…」

半分振り向いた幸男の顔は蕩けていて。

その頭を肩に乗っけて左手でよしよしする。

ゆっくりと擦りだすとと焦れた様にVネックの首元を噛まれた。

「もっと…」

掠れ声が色っぽい。

「嫌」

緩慢に手を動かし続けると、次は首筋を舐められた。

「ひゃぅ!?」

思わず変な声が出る。だから首はダメなんだ。

「りん、くれ」

さっきよりも切羽詰った声。

不意に握り締めると幸男の身体がぴくんと震えた。

今までの5倍速で扱き始める。

「ん、はぁ…ぁッ!」

幸男から女の子みたいな嬌声が飛び出た。

「やばい、俺、んっ…い、きそっ」

「まだ」

ギリギリのところで手を止めた。

幸男の顔が私の肩から離れ、恨みがましそうにこっちを睨む。

顔は案の定真っ赤。目には涙が浮かんでる。

「何その顔。煽ってんの」

「違、いま、す」

幸男が敬語。完全にドMモードに入った。

「ホント、可愛いね幸男は」


またズボンから手を抜き、今度は幸男の後ろからどいてやんわりと押し倒した。
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ