The basketball which Kuroko plays
□笠松幸男の受難
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どくどく脈打つソレを右手で包む。
「…りん…」
半分振り向いた幸男の顔は蕩けていて。
その頭を肩に乗っけて左手でよしよしする。
ゆっくりと擦りだすとと焦れた様にVネックの首元を噛まれた。
「もっと…」
掠れ声が色っぽい。
「嫌」
緩慢に手を動かし続けると、次は首筋を舐められた。
「ひゃぅ!?」
思わず変な声が出る。だから首はダメなんだ。
「りん、くれ」
さっきよりも切羽詰った声。
不意に握り締めると幸男の身体がぴくんと震えた。
今までの5倍速で扱き始める。
「ん、はぁ…ぁッ!」
幸男から女の子みたいな嬌声が飛び出た。
「やばい、俺、んっ…い、きそっ」
「まだ」
ギリギリのところで手を止めた。
幸男の顔が私の肩から離れ、恨みがましそうにこっちを睨む。
顔は案の定真っ赤。目には涙が浮かんでる。
「何その顔。煽ってんの」
「違、いま、す」
幸男が敬語。完全にドMモードに入った。
「ホント、可愛いね幸男は」
またズボンから手を抜き、今度は幸男の後ろからどいてやんわりと押し倒した。
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