10/31の日記

16:39
予告
---------------
ひゅうっと風が吹く
まだ冷たい、肌を刺すような風だった


「命をかけて守りたいものができました」


そして目を細め青年はつぶやいた
その声にははっきりとした意志がまとっている
そして凛とした声には覚悟が感じられる

彼は脳裏に思い浮かべた
守りたい、そのすべてを………


『キミならできるよ』


聞こえるはずのない声が
聞こえた気がした
聞きたかった声が聞こえた気がした

振り払うべきは過去
向くべきは未来
そう、文字にするのは簡単だけど
実際にすることは難しい


「大丈夫………?」


振り向くとそこにはある人の姿があった
小さいけど強く、そしてエネルギッシュな姿
そしてすべてを背負う覚悟と心意気
そのすべてを――いや………

あまりにも“多すぎるもの”を背負った彼女は微笑む
まるで………


「『キミの背負う荷物を半分背負わせてよ』でしょ?」


いつかの“アイツ”が言ったように………?
想像の何歩か先を行く彼女
自分や彼女たちの未来はどうなっているのだろう?


すべては………


長編小説『すべてを賭けて』
近日公開する予定です!

初めまして、ちゅりんてーるんと申します。
前もここで作者やってたことがあるんですけど、いい作品思いつかなかったので心機一転頑張りたいです!
HNも変えて心新たに頑張りたいと思います!

応援よろしくお願いしますm(__)m

コメントを書く
日記を書き直す
この日記を削除

[戻る]



©フォレストページ