POIZUNN × HUNTER
□予感 (ココ)
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「人が死ぬ……!?」
ボクは自分の占いが導き出した
結果に目を見張った。
さらに…。
「得体の知れない存在が現れると出ている。しかもその存在はボク自身にも影響を与えるとか…。」
こうしちゃいられない。
ボクは玄関の前に立ち、
ピュイ と指笛を吹いてキッスを呼んだ。
「ア゛ーーーー!!」
すぐにキッスが飛んで来た。
「キッス、すぐにこの森にある滝まで飛んでくれ。そこでボクの助けを必要としている人が待っている気がするんだ。」
「ア゛ーーーー!ア゛!!」
キッスは本当に頭がいい。
ボクの言う事をしっかり理解してくれている。
「フフ。ありがとう。よろしく頼むよ。」
ボクがキッスに飛び乗ると
キッスは大きく羽ばたいた。
日も暮れかかったころの夕日が
ボクには少し眩しかった。