教皇ハビ様
□種
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ハービンジャーは種の事を思い出してそれを土に蒔いていた。
よくわからなかったので半分に別けてから、集めてきた双魚宮の土に。
一年が過ぎたころ、芽が出ていることに気がついた。
残していた実の近くにもまた、か細い芽が出ていた。
小さいながら棘もある。
「そういやピスケスの候補生が見つかったとか言ってたっけ」
黄金聖闘士も未だ空席が多い。
玄武は紫龍に譲るとか何とか騒いでいたが…
口説いたのだが氷河にははぐらかされた。
「聖衣の授与か…」
早くやりてぇなとハービンジャーは知らず知らずに呟いた。
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