教皇ハビ様

□ラキの聖衣
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「集中ならしてたのだ、ハービンジャーが来るまではな」
「はいはい」
ぼやくラキに手をふってハービンジャーはその場を離れる。
キキが初めて修復をした時同様、極限まであのまま放っておくのが良いのだろうか?
考えながら歩いていると
「相変わらず、お節介だね、君は」
キキが声をかけてきた。
「うるせぇな、お前は心配じゃないのかよ」
「心配だとも。
だがそれ以上に、教皇の君がこの地に留まり続ける事の方が心配だよ。」
「はぁ?」
「いくら聖域にアテナが居てくださるとはいえ…」
説教めいた口調になるキキの言葉をハービンジャーは遮った。
「じゃあ教皇として命令させてもらおうじゃねぇか…3日以内にラキをなんとかしやがれ!
へっぽこ師匠」
「へっぽこ…?」
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