怠惰な話

□漆黒な希望 強襲
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帰宅中

「1人か…
こうやって帰るの久し振りだな…」

いつも皇紀と咲夜がいて二人の喧嘩に巻き込まれて…アレ?
僕今、久し振りの平穏じゃない?
淋しいとか一切無いな…(笑)
どれだけストレス感じてたんだよ!?
こういう時は王道では周りの大切さに気付くのでは…
まぁいいか…人は人、僕は僕だしね
そんな事を考えていると突然後ろから柔かい物が後頭部に…
コレハナニ?

「やっと捕まえた♪
置いてきぼりなんて酷いよ〜」

柔らかい二つのナニかとともに聞き慣れた声がした

「この声は…咲夜?」

「ピンポ〜ン♪
当ったり〜、当たった影威くんにはご褒美ですよ♪」

さらに二つのナニかが押し付けられた

「ご褒美は嬉しいんだけどそろそろ離れないかな?」

身をよじるが咲夜がさらに力を入れる
よりナニかが後頭部を挟む
悪循環…(汗)

「コラ、暴れないでよ♪
コレは置いてきぼりにした罰でも有るんだからね♪」

罰…
ナニか…いや、正直なんだかわかっているけどね…
僕だって男だよ?
普通に嬉しいのだけどね…
コレが悪フザケじゃなければね…
そりゃ、僕だって健全な 17歳だからね
彼女の1人や2人欲しいさぁ…いや、2人は二股で不味いか…(汗)

「置いてきぼりじゃないよ…
咲夜が女の子たちと楽しく話してたから邪魔しちゃいけないかな〜とね…」

「そんな事気にしなくて良いのに〜」

そんな事なのかよ!?

「だから悪フザケはやめようね

「わかったわよ〜
悪フザケじゃないのに…
誘惑失敗か…」

わかってくれたらしいが何かを言っていたか二つのナニかが耳に押し付けられて全然聞こえなかった…
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