短い夢物語

□プール
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本格的な夏になってから、気温が30度超えする地域が増えてきた

流石に30度を超えると外に出る気もなくなる

そして、エアコンが効いて涼しい福原高校の中にもこの暑さによって暇を持て余している少年が一人いた

レン『外に出て遊べないと暇ですね』

コハク『仕方ないよ
流石にこの暑さで外で遊ぶのはいただけないからね』

コハクはそういうと日差しが照りつけている外を窓から眺めた
見ているだけでも暑く感じる
外に出たらもっと暑いだろう
そう考えてみたが考えたくなくなった

レン『でも、暇です
何か室内でできることはないですか?』

コハク『いきなり言われても思いつかないよ』

レン『そうですよね
うーん...あっ!』

コハク『何か思いついたの?』

レン『はい!
暑いのでプールはどうかと思って』

楽しそうに言うレン
見た目だけで言うなら子供か子犬みたいだ

コハク『いいと思うよ』

レン『それじゃあ、早速入りに行きましょう!
コハク、行きましょうか』

コハク『えっ?私も入るの?』

レン『当たり前ですよー』

冗談ではなさそうだ...
目がヴァンガードやってる時の目になっているから...
(つまり本気)

コハク『で、でも、水着ないし...
というか、その前にここ(福原高校)プールあるの!?』

レン『水着ならアサカに用意してもらっているので大丈夫ですよ♪
それとプールは前からありますよ
普通に使う事があまりなかったので知らなくても仕方ないです』

福原高校にプールあったんですかと思ったが、それ以上何も突っ込まない

そう思っているとアサカが部屋に入ってきた
彼女の手には紙袋の持ち手が握られている
まさかだと思うが、先程レンが言っていた物だろうか

アサカ『レン様、コハク様の水着をお持ちしました』

レン『アサカ、ありがとう』

コハクの予感は的中した
でも、アサカの選んだ物ならきっと大丈夫なはず...
そうであってほしいと思った...いや、願った

アサカ『それとプールの用意が整いましたのですぐに入る事が出来ます』

レン『ご苦労様
それじゃ、僕とコハクはプールに行ってくるよ』

アサカ『はい、いってらっしゃいませ』

そうして私はプールに入る事になった
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