novel

□浮気野郎め
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ヒビヤ目線に変えますね














えっと、誰だっけ...

セットさん?の部屋の前でシン兄が蹲っているから気になって近づいてみた。



近づいたら、シン兄が震えてた



泣いてる...?


疑問に思った

なんで泣いているのだろう。




「.........シン兄?」


シン兄がゆっくり振り向く






振り向いたシン兄はぐちゃぐちゃで

かわいそうなくらいだった


いつものシン兄からは想像できない





きっと、きっと精神もボロボロだろう




「ひ、びや、ひびやっ」



ぎゅっ



シン兄が抱きついてきた

僕の肩に顔をうずめてわぁわぁ泣いてる。




「俺、捨てられちゃう
また、また捨てられる」



なんて言い出すもんだから、聞いてみたら


俺を、俺が好きになったやつに捨てられる。全部、今までそうだった

なんて、







辛すぎるでしょシン兄.........










「シン兄、僕は離れませんよ
シン兄のそばにいます。」




「え、」





涙がこぼれる目と目が合う



微笑むと








ボロり






さらにあふれる。































「僕は捨てたりしませんから」
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