novel

□嫉妬だってするんです
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でもさすがに学校でしてもあれだよなぁ....
....アジトか。






ーーーーーー





「ちわー....ってあれ」


ない。

靴箱に、セトの靴が。
バイトかなぁ


「なぁキド。セトはまだ帰ってないのか?」


「あぁ。そうみたいだな。
なんか用でもあるのか?」


「あ、いやその....」






ーーーーーーーー




「....ということで....」



「甘える、か....
まぁシンタローにメロメロなあいつなら簡単に引っかかるだろうな」


にこ、とキドがわらう


「お、おぉ....」


今のはDTの俺には少しどーんときたな....うん。



「まぁ、頑張れ。マリーたちに伝えて変なことしないように言っとくからな」


「おう....ありがとな」




ーーーーーーーー

「ただいまっす〜....おぇあ」



「ちょwwセトwww最後なんか悲鳴っぽいの聞こえたけどww」


「カノうるさいっす....俺だって疲れてるんすよ....おうふ」



「いやまってwwwお、おうふwww」



「はぁ....」






お、セトかえってきた

....いやっ別に嫉妬とかしてないし?
セトとカノが話してるくらいどうでもいし?!



....おちつけ。




よし、いこう。

カノからばちっとウインクが飛んできたのはスルーしておこう。






「....せと」


「んー?なんすか?」


「ぎ、ぎゅーってしたい....な?」


「....?!」



お、くらってる?
ほんとになんかすげぇなぁ


....カノ笑うのやめろ。



「し、シンタローさん....申し訳ないんすけど今疲れてるので後でもいいっすか?」



「え?あ....うん。そっか疲れてるし...な」



「こんどしましょ!」




「おう...」






ーーあれ、駄目じゃんか



頭にハテナが浮かんだまんま今日は終わった。
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