novel

□嫉妬だってするんです
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シンタローさんがさっき誘ってき...けふんけふん
抱きつきたいと言ってきた。
てかぎゅーって言葉のセレクト可愛すぎませんか。


でも...ほんとに今日は疲れたから申し訳ないけど断った。



あー、ねむい。ねよう。





ーーーーーー




「かの...だめだった...」




「いや、何回もいえばいいと思うよ!あ、それかもう僕が貰っ「死ね」ひどいwww」




「まぁ...疲れてたんだし...しょうがないよな...」




「大丈夫だって!シンタロー君なら!」




「うん。ありがと」



「てことで、お礼のち「じゃーな」...素直じゃないなぁw」





ーーーーーーー




「せと。」



コンコン、とノックが聞こえた。




「なんすか?シンタローさん?」



「ああ、はいっていいか?」



「どうぞ!」




目が覚めて3分くらいでシンタローさんが部屋に来た。
甘えた声出して可愛いなぁ




「ね...せと。ちゅーってしよ...?」





「ぶふっ」





飲んでいたコーヒーを盛大に吹いた。ちょっ台拭き台拭き...




「やっぱいやか?...ごめんな」




「えっ...」




珍しくシンタローさんがすごく泣きそうになってる。



なんとなく...なんとなくだけど。
心を、こっそり...






ーー俺の事嫌いになったかな






「え...」






そうか、俺は断り続けて傷つけていたのかもな...

あっ嫉妬かなぁ?





「シンタローさん?おれはシンタローさん好きですよ?愛してます。」




「だって...せと
キスとか抱きついたりとかしてくれなくて...



俺の事嫌いにな...っ?」





シンタローさんが目を見開く。



だって、俺が唇をシンタローさんの唇に合わせたんだから。



軽く触れるだけのキス。





それだけで苦しくなったのか肩が上下に動いている


「ぷはっ」




「せ、せと...何して...?」


「何って...シンタローさんしたかったんでしょ?キス。」



かあああっと赤くなるシンタローさん。
もう可愛い。可愛すぎる。


男にしては細すぎる体を抱きしめる。




「シンタローさん、愛してます。」
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