novel
□甘くて甘い、
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「伸太郎さん!一緒に理科室行こっす!!!」
「あーうんいいぞー」
移動教室だった
一人で行こうとしたら声をかけられた。瀬戸に。
瀬戸は俺によく話しかけてくる
俺的にはめて欲しい。
だって、心のどこかで期待してしまうから。
......俺、乙女?
いやいやいや。
変なことは考えない。
俺は列挙とした男だ。うん。(キリッ
「伸太郎さんはーやーく!」
「あ、おお、悪いな」
「あと三分しかないっすよ!急ぎましょう!」
俺の手を引っ張って走る瀬戸。
ほんとこういうのはやめてほしんだ。
俺だけ期待して馬鹿みたい。
一人ドキドキしながら教室を後にした。