ハリポタ

□そっくり
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父さん、父さん
貴方は僕の全てです


昔 雨のなか捨てられていたという僕を
貴方がどういうつもりで拾ったのか、そんな些細な事は、今更知りません。

真っ白な髪と血の様に紅い瞳を、
ルッシーは初めて見た僕が兎に似ていると思ったそうです。
ベラは幽霊か何かかと思ったそうです。

父さん、貴方には幼い僕が何に見えたのですか?
異端な僕を拾ってくれた貴方には、僕が何に見えたのですか?








「…と言うことで、何に見えたの?」

「…忘れた」

「父さんの嘘吐き」



膝の上で楽しげに笑うお前が、

天使に見えた
などと、絶対言ってやるものか


「ちなみに、僕は父さんが蛇さんに見えます」

「…」

「あ、ウーパールーパーにも見え」

「もう黙れ」








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最初はシリアスを書こうとしたんだ!
…でも気付いたらギャグに
グダグダ

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