短編
□君だけ(SH:蠍)
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「ねぇ、スコピー」
「何だ」
「僕にとっての王様はスコピーだけだよ」
「…」
「照れた?」
「殺されたいのか」
さっきよりも強く抱きしめてくる君が
大好きで、愛しくて
僕が詩うのは
君だけの為
だから、もう少し
僕だけの王さまでいて
君だけの詩、僕だけの王様
(というか、そのふざけた呼び方は止めろ)(じゃあ、スッピー)(…)
******
初蠍殿下。誰だこいつらは
ちなみにヒロインはスコピーお抱えの戯遊詩人という設定です。
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