記念小説

□2014サソリ誕生日
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とはいえ、暁の奴が普通に買い物してたらおかしいよな…。

よし、変化!!!


ボン!



可愛い女の子になってやったぞ!!
これだったらバレないだろ。うん。


その姿は、可愛らしいスカートの
まさに女の子だった。



泥「何がいっかなー、あ!やべ。
金持ってくんの忘れてたな…」


男「お嬢ちゃんひとり?」

泥「はい?」


な、ナンパ?ってやつか?
そんなんオイラでもしないぞ。
だっさ…。それに結構おじさんだな。

そうか、こういうのに舐められてる
見た目なんだな。
こいつなら大丈夫だろうみたいな。

あ!思いついちゃったぞ。
こいつから金巻き上げよ。


泥「あ、はい」

男「君かわいいね。こんなところで
何してるのかな?」


なんだよさっきからこの口調…。
餓鬼にでも思われてんのかな。


泥「ちょっとね」

男「暇だったらお兄さんと遊ばない?
なんでも奢るよ、ねぇ」

トン。

泥「ひ…」


う…、変にボディタッチしてくるぞ…。
耐えて、そんでもって殺そう!


泥「ホント?じゃ一緒に行こうかな?」

男「いいよ、どっか行きたいとかある?」

泥「うーん。あ、あそこの工具屋!」


あそこだったら旦那が傀儡作るときに
使う道具とかあるかも!


男「え、工具屋?変わったのが好きなんだね」


あ、引いてる…。それもそうだな。
女の子が工具屋って変か。うん。


泥「…だめ?」上目遣い

男「全然いいよ!名前はなんて言うのかな?」

泥「あ、デイ…」


いや、ここで名前を出すのは
ちょっとだめだな。
名前…名前…。


男「ん?でい?」

泥「で、デートみたいだね!!
名前は…え、カルラっていうの!」


C4カルラしか浮かばなかった。
つか、デートとか言っちゃったよ。


男「そうかぁ、カルラちゃん行こうか」

泥「う、うん」


うぅ。なんか乗り気だなー。
怖い怖い。
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