記念小説

□2014サソリ誕生日
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泥「おお…」


なんだこれ。良くわかんないのが
いっぱいで…。

いつも旦那のメンテナンスみてるから
分かると思ったけど。


男「なんか探してるの?」

泥「えーと、だん…」


あ、旦那とか言ったらおかしいよな。
えっと。


泥「いや!それより団子たべたいな!」

男「じゃ、甘味処でも行こうか」

泥「うん…」


別にお腹すいてないけど…。




泥「…もぐもぐ」

男「食べてるところもかわいいなー」

泥「え、そう?あ、ありがとう」

男「うん。お肌もすべすべだし…」

スルッ

泥「…ぅ」


くっそぉ。太もも撫でてきやがった!
あとで盛大なアートに…。


男「ちょっとお兄さんも行きたいとこ
あるんだけど、ついてきてね」

泥「え、うん」


まじかよ。
そんなことより、プレゼントどうしようかな…。


だが、連れてこられたのは…。


泥「ここって…」

男「ほら、はやく」


怪しい!絶対ラブホだ…!!
なんだこのジジィ。
殺して財布だけ盗むか?


男「きなよ」

ぐいっ

泥「ちょっ!」


ひっぱんなよ!痛いな!!


?「おい」

男「あ?」

?「そいつは俺のツレだ。離せ」

泥「…あ!」


だ、旦那!!!?
なんでここに?そういや見かけないと
思ったら…。


男「は?この子は一人って言ってたぞ
嘘つくな!」


チラッ


蠍「おい、そうなのか?」

泥「あ、違う!む、無理矢理!!」

蠍「ほら、こういってんだろ」

男「はぁ!?」

蠍「離せっつてんのが分かんねぇのかよ。…殺すぞ?」

男「…ちっ。んだよ!!」


そう言うと男は手を離し
さっていった。


泥「あ、ありがとう。だん…」

蠍「お前、助けてやったんだ。
ついてこい」

泥「は?え?」


そしてあっという間にかつがれ、
口も塞がれてしまった。


泥「むーーー!!」

蠍「おとなしくしろ」


ええええええ。
ちょっ、もしかしてオイラだって
気が付いてない?



そして来たのは町から大分
離れた森の中。


ドサッ


オイラを地面に仰向けに転がすと
跨ってくる。


泥「むー!!!むむむ!(旦那!)」

蠍「さっきみても思ったが
その金髪…蒼眼…。似てるな」

泥「!?」


そう言うと旦那はオイラのスカートを
めくりあげる。

何と勘違いしてるんじゃ!!!!


解!!!!



ボン!


泥「ぷは!」

蠍「な!?」

泥「だ、旦那!オイラだよ!!」


そう言うと旦那はすごい驚いた顔をした。


蠍「な、な、なんでお前!?」

泥「こっちのセリフだ!何しようとしてんだよ!!うん!!」

蠍「え!?いや!
ていうか!お前こそ、
なんで変化してたんだよ!」

泥「なんでって…言わねぇよ!
旦那こそ!襲おうとしてたよな!?
明らかに犯そうとか考えてたよな!?
似てるって何がだよ!」

蠍「いや…言わねぇよ!」


はぁ…はぁ。
と、とりあえず逃げようかな。


泥「もういい、オイラは用事があんだ。じゃあな」

蠍「おい…まて!」


痛《おーい。サソリ、デイダラ聞こえるか?》


泥蠍「「リーダー?」」


頭の中に響く声。どうやらリーダーが
話しかけてるみたいだな。


痛《どこに出掛けてるの?二人とも
帰ってらっしゃい》


蠍「うざ」

泥「なんだよ今日は任務ないだろ?」


痛《まぁそう言わずに。じゃ、帰ってきてね》


泥「ちっ、切りやがったな」

蠍「…帰るか」

泥「そうだな…」
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