彩雲国物語 李の花嫁

□2話
1ページ/3ページ

秀麗(と、届かない)

劉輝「これがほしいのか?」

秀麗「お、折っちゃったの!?」

劉輝「突風に驚いて思わず.....いるか?」

「お姉様 早くお茶にいたしましょ?」

秀麗「ええ」

「あら?どなたかしら」

劉輝「....そなた達、邵可の娘か?」

秀麗「え?ええ」

「お知り合いなのかしら」

劉輝「邵可がよくもってくる手作り饅頭と
同じ味がする」

秀麗「!......」

劉輝「余.....私の一番好きな饅頭だ」

秀麗「ありがとう。私は紅秀麗」

「私は紅麗蘭 あなたのお名前は?」

劉輝「......名前?」

秀麗「名無しじゃ、呼べないでしょ?」

劉輝「...ら、藍....」

「あら、藍家の方なんですの?」

劉輝「そう....藍........楸瑛という」




秀麗と麗蘭は目が点になった。
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ