彩雲国物語 李の花嫁
□2話
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秀麗(と、届かない)
劉輝「これがほしいのか?」
秀麗「お、折っちゃったの!?」
劉輝「突風に驚いて思わず.....いるか?」
「お姉様 早くお茶にいたしましょ?」
秀麗「ええ」
「あら?どなたかしら」
劉輝「....そなた達、邵可の娘か?」
秀麗「え?ええ」
「お知り合いなのかしら」
劉輝「邵可がよくもってくる手作り饅頭と
同じ味がする」
秀麗「!......」
劉輝「余.....私の一番好きな饅頭だ」
秀麗「ありがとう。私は紅秀麗」
「私は紅麗蘭 あなたのお名前は?」
劉輝「......名前?」
秀麗「名無しじゃ、呼べないでしょ?」
劉輝「...ら、藍....」
「あら、藍家の方なんですの?」
劉輝「そう....藍........楸瑛という」
秀麗と麗蘭は目が点になった。