彩雲国物語 李の花嫁
□5話
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秀麗「しんっじらんない!」
珠翠「主上が、お馬鹿なふりを.....」
「お姉様、気づいてなかったのね」
秀麗「麗蘭は知ってたの?」
「彼、嘘下手くそですしね」
秀麗「あのクソバカ王、私が一生懸命なのを
笑ってたんだわ!」
珠翠「おもしろがってはいないと思いますが」
麗蘭「お姉様ったら 霄大師に乗り込みに行って
陛下に連れ戻されたんですってね」
秀麗「そうなのよ!」
「ホホホ、お姉様らしいですわね」
珠翠「そういえば、これ 香鈴から預かって
参りました」
秀麗「これって、香料?」
珠翠「ええ。なんでも秘伝の香だとか」
「お姉様の騒動に香鈴 寂しがってましたよ?」
秀麗「お礼を言っておいてくれる?」
珠翠「今宵は、お一人でお休みになるのですか?」
秀麗「来たら叩きだしてやるわっ」
「私の所に来てもシバき倒してやるわ!」
珠翠「......」苦笑