彩雲国物語 李の花嫁

□8話
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景「それにしたも一日一回お茶をするように
なるなんてどんな仙術使ったんだい?」

秀麗「えーと、疲れていそうだからと」

「眠るまで疲れてたなんて以上だもの」

景「....眠っていた?」

「ええ、そこの長椅子で」

景「その時何かしました?」

「いえ、とくに」

秀麗「何かあるんですか?」

景「あの仮面の下を覗こうと考えなかったの
ですか?」

「人が嫌がることはいたしません」

秀麗「偉いわ!さすが麗」

「それに男は顔じゃないわ」

秀麗「どれだけ稼げるかよ!」

「そうそう」

景「男らしい基準ですね
ですがようやくわかりました!」

秀麗「何がですか?」

景「あの人が機嫌が良い理由です」

「.......(あの人機嫌良かったんだ)」

景「あなた方を本当に気に入ったんですね!」

秀麗「は、はあ」

「......これは喜んでいいのよね」
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