彩雲国物語 李の花嫁
□10話
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燕青「やっぱり来てくれたんだなー静蘭」
静蘭「お前な、あちこちに仕掛けつくりすぎだ」
劉輝「誰だお前は!お前の顔など記憶にない!」
燕青「おや新顔。誰?」
劉輝「余...わ、私は....」
燕青「あ、悪いんだけど李侍郎さん、あっちの
離れに姫さん達とここのご主人いるから」
絳攸「わかった。事情説明しておく」
劉輝「あ、余....私も秀麗と麗蘭に会いに」
静蘭「君、何しに来たんです?」黒
劉輝「.....お、お手伝いです」涙
静蘭「....まったく、迷惑かけるなといった
だろうが」
燕青「だからさ、このお邸借りたじゃん」
静蘭「お嬢様達を巻き込んでないとでも?」
燕青「う。悪かったよー。」
劉輝「そもそもお前は何者なのだ」
楸瑛「私も知りたいねぇ」
燕青「今夜乗りきったら話すよ」
この日、黄奇人邸にもぐりこんだ者達は
不運としかいいようがなかった
待ち受けていた国内屈指の腕利き四人組に
いささか八つ当たり気味の手痛い攻撃などを
受けて
一人残らずあっという間に捕縛されてしまった