彩雲国物語 李の花嫁

□3話
3ページ/5ページ

秀麗「まあ簡単に言っちゃったけど
実際王様業って大変だと思うわ」

「でも王位についてしまったものは仕方ありま
せんわ。頑張ってもらわないと!」

秀麗「そうね、そのかわり私達も一緒に
頑張ろうと思うの」

劉輝「....何?」

秀麗「だって私達はあなたの側で、王として
あなたが立つのを支えるためにきたんだもの」

「あなた、今の話、王様に伝えてくれるかしら」

秀麗「もしやる気があるなら、今日の午後
府庫でお待ちしています。って」

劉輝「.....わかった」













「あら、静蘭 どうなさったの?」

静蘭「.......お嬢様、さっきの方ですが」

秀麗「わかってる」

「あの人、自分の名前は藍楸瑛と言いましたのよ?ホホホ ばればれですわ」

静蘭「.....それは、また」苦笑

秀麗「とりあえず宣戦布告はしたわ」

静蘭「こなかったら?」

「追っかけまわして捕まえてやりますわ!」

秀麗「そうね。でもやれるだけやってみるわ」

静蘭「主上はきっと今日の午後いらせられます」

「だと良いですけれど」
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ