彩雲国物語 李の花嫁
□4話
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珠翠「早いものですね。もう、ひと月ですか」
秀麗「私が来た甲斐はあったかしら?」
珠翠「それはもう」
秀麗「....毎晩侍官と一緒なのは相変わらず
みたいだけど」
「お姉様.....」
秀麗「どうしたの?」
「私....好きになっちゃいました////」
秀麗「え?陛下を!?」
「違います!....絳攸様ですわ//」
珠翠「あらあら」
秀麗「.......!!」
「私!絳攸様と結婚したいわァ!」
秀麗「麗蘭が人を好きになるなんて珍しい!
お姉ちゃん絳攸様なら応援するわ」
「絳攸様は好いてる方いらっしゃるのかしら」
珠翠「それはありませんよ」
「本当に!?では私 頑張りますわァ〜!」
秀麗「父様と静蘭びっくりするわね」
香鈴「大変ですっ」
珠翠「どうしましたか」
香鈴「主上がいらせられます」
「私は室に帰りますわ!面倒臭そうですし」
秀麗「待っておいてかないで!」
「お姉様、ファイトですわ!それでは失礼」
秀麗「.......逃げられた」
珠翠「......」苦笑