彩雲国物語 李の花嫁

□9話
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翔琳「うおっ、こ、こんなところに怪人仮面男
がいるぞ!」

鳳珠「.....」

「.........何なんですの」ボソッ

翔琳「何だこいつ女みたいな男だな!オカマだ
曜春 死んだふりだ」

「.......お、お、お、オカマ.....?」ピクピク

曜春「それは熊途端出会った時です」

翔琳「そ、そうか。怪人仮面とオカマの
対処法は.......塩だ!」

バッサァアアアッ!

塩を黄尚書と麗蘭に投げつける翔琳。

鳳珠「.........」

「...........」

曜春「それって幽霊とかなめくじでは!?」

翔琳「似たようなものだろう!真昼間から
出るとは非常識な怪人共だ」

バッサァアアアッ!
さらに塩をぶっかけられる二人

鳳珠「........」

「..........」殺気

景(........お、怒っている)汗

「おい小僧」

翔琳「な、なんだ!」

スッ

麗蘭は一瞬で翔琳の首を掴み、壁の端へと
一気に叩きつけ首を絞め護身用のナイフを
翔琳の目ん玉ギリギリで構えた

「今すぐ謝罪をすれば半殺しで勘弁してやる
........それとも眼球をえぐりとって手と足を
ひきちぎって厠に捨ててやろーか?」ニッコリ

翔琳「......ご、ご、ごめ....ん、なさ.....ぃ」ガタガタ

曜春「......お頭....怖い....ょ」涙

「........一度目は許しましょう」ニッコリ

翔琳「....あ、りが...とう」涙

景「.....麗君......すごいですね」苦笑

鳳珠(.....さすが、黎深の姪だな)汗

「まったく、塩まみれですね」












そのあと二人はガタガタ震えながら
逃げて行った

この日景侍郎と黄尚書は麗蘭の姿に
黎深を重ねてしまった.....苦笑
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