彩雲国物語 李の花嫁

□14話
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絳攸「....下街を掌握したか」

楸瑛「今日のところは組連へ貸し一つだな」

影月「....!!それ 僕の受験札」

「.....じゃないですわ。お姉様ありました?」

秀麗「....ないわ」

シーーン。

「影月くん!?」

影月「お酒呑みます!陽月出します!」

秀麗「だめよそんなの!!」

影月「あれは歳発行不可なんです!」

秀麗「知ってる、知ってるけど!」

「そうですわ!早まってはダメよ!」

?「あの〜すみません」

秀麗「あ。三太のお父さん」

三太父「おや秀麗さん 麗蘭さん。
お久しぶりですね うちの馬鹿息子がいつも
お世話になっております」

「おじ様こんにちは」ニコッ

三太父「こちらに杜影月さんはおりますか?」

影月「え?ぼ、僕です」

三太父「そうそう、あなた。お約束通り
お届けに参りました本日深夜でしたね。
昨夜は注文ありがとうございました」

影月「え? え?」

三太父「おや、昨夜と少し感じが違いますね」

差し出したのは、薄汚れた一枚の木簡。

影月「.....ぼ、僕の受験札!?」
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